中学受験、失敗のトラウマ

昔、私は中学受験をしました。結果は不合格。
その頃はあまり気にしていた感じはなかったのですが、相当トラウマをかかえたようです。

それは我が子に対する、勉強の力の入れようです。

当時、、、
私はわけもわからず中学受験を目指す私は当然進学塾に通っていました。
親にいわれるがまま、というか、私の選択肢は特になく、勝手に塾に連れて行かれてました。

まだ幼かった私は特に特別な感情もいだかず、淡々と通っていました。

当時の塾の成績は最悪でした。
何度も模試を受けていたのですが、一度塾の模試で全国で下から3位を叩き出しました!!

これはさすがに記憶にのこるアクシデントでしたが、特に勉強に焦った記憶はありません。
(多分あせっていたのでしょうが、いかんせん勉強の仕方が全くわかっていませんでした。)

塾の宿題は塾に行く直前に答えを丸写し。
全部正解だと不審に思われますので、ところどころ間違えておくスキルは持ち合わせておりました。

今考えると、自分の親は何で注意しなかったのだろう?
また、こんな悪い成績をとってたのに、何で中学受験させたのだろう?
と疑問に思います。

現に私は今、自分みたいにならないように、私自信が子供の学習を管理しています。
自分が一番子供のことを分析できますし、自分が一番親身になって学力の事を真剣に考えられます。

そんな、小学生の進学塾の体験ですが、すごい子が沢山いました。
今でも覚えています。賢い子はたいがい牛乳瓶の底みたいなメガネをかけており、
先生に質問しまくっていました。

ド底辺の私なんかは、先生と話したことなんてありません。
まぁ引っ込み思案なところはありますが、塾の人なんて私の学力について親身に話し合いなんてしたことありませんし、透明人間みたいなものでした。

こんな万年Bクラスの私でしたが、塾内で友達になった子が数人いました。
もちろん類は共を呼ぶといいましょうか、学力の低い子ばっかりでした。

ただ、その子達はきちんと受験は合格していました。
いろんな子がいました。
今はどうしてるんだろーなーと思います。

私の中学受験では、親は一切関与せず。塾へほうりこむだけほうりこんで後は知りません状態。
特に愛情が無く育ったわけではなく、たっぷり注いでくれておりましたが、勉強に関してはびっくりするぐらいほったらかし状態でした。

絵本も一冊だけ読んでくれていたのを覚えていて「ちびくろさんぼ」だけめちゃくちゃ覚えています。逆に言うと絵本を読んでもらった記憶がありません。

その時は特になにも感じなかったものですが、もうちょっと勉強の事を親が見てくれていたら変わったんじゃないかな?って。また絵本ももっと読んでくれていたら・・・とか、たらればが止まりません。

という幼少期の私ですが、まぁ普通ぐらいの学校には進学いたしました。

中学受験が終わった後は親も諦めたのか、しばらく塾へ行ってません。
勉強しろとも全く言われませんでしたので、好き放題遊んでいました。

その当時、「ファミコン」が流行っていましたので、ドラクエを深夜までやりまくっていました。
でも多少は勉強しないといけないという思いが多少ありましたので、受験前は勉強していました。
進学塾ではなく、個人の塾に通っていました。

そして普通に高校に通い、短大を出、現在に至ります。

自分が大人になってみて、私は絶対子供の勉強を見よう!と。また絵本も沢山読んであげたい。

現在は毎日暇な時間は学習のやり方などを検索する日々で、勉強のやり方や進め方、暗記の仕方など、沢山学びました☆

こんな方法、自分が幼いときに教えてほしかった・・・と思うばかりです。

なので、家庭では圧倒的に勉強をこなしてもらっています。

結局、中学受験のトラウマは、子供の学力のコンプレックスになって表れているのかなと。
当時、自分の成績が上げようがありませんでしたが、この今の時代、塾などに行かなくてもインターネット上に情報が沢山あります。なので勉強のノウハウがわかるようになっています。

このトラウマは、良かったのか悪かったのか、子供の成績を上げるのに必死になっている自分がいます。また、学歴も気にするようになってしまっています。

そんな感じで子供には勉強沢山させていますが、勉強しなくても賢い子が沢山います。
それもまたコンプレックスを感じずにはいられません。

「うちはこんなに勉強してるのに・・・・何で?」と。

まだうちの子は中学になったばかり。子供には中学受験はさせませんでした。
中学受験するメリットって何?って感じだからです。

要は、いい大学に行けたら良いかなーと。中学受験って無駄な勉強沢山します、鶴亀算とか和差算とか旅人算とか。。。これって、方程式を使えば簡単に解ける問題ですので。中学受験であれだけ苦労して勉強していた問題は、中学入って方程式でおしまいです。

結局中学受験って一体どういうメリットがあるのかな、と。お金も沢山かかりますし。

当時は「何で私立の学校へ行ったほうがいいの?」と聞いてみたところ、

「私立のほうが手厚く勉強見てもらえるねん」

という回答でした。

私は結果、中学受験を失敗し、公立の中学に進学公立高校に進学私立の短大

短大は、奇しくも中学受験した学校でした。中学受験で合格していたら、勉強せずストレートでこの短大へこれたのかな、と。

そしてびっくりすることに、この短大で小学校のとき通っていた塾の子が居てたのです!この子は中学受験で合格し、ストレートでそのまま短大まで上がってきていて、結局は同じ短大でした。

中学受験は失敗しましたが、結局は同じ道程を歩んでいましたね。

人生は面白いものです。その内容は様々ですが。

現在、一番ネックになっていることは、子供に勉強勉強とガミガミ言ってしまう事です。

下の子は勉強を全くしようとしません。ただ身体能力はいいほうなので運動系に力を入れたほうがよいとは思っているのです。が、頭が悪すぎて放置するにもしきれない状態でして、、、ガミガミ言ってしまいます。

やはり、学歴は気になるのでしょう。
周りを見ていても私ほどヤイヤイ言っているお母さんはいません。

また、こんなにガミガミ言ってる親でかしこい子供は見たことありません、
賢い子の親はだいたい穏やかで、口うるさくないタイプが多いです。

学歴コンプレックスと共にこれから暮らしていきますが、
多少考え方も変えていかなければならないな、と思いながら日々暮らしています。
子供が今中学に入ったばかり。高校になると受験は避けられません。

ここで私のトラウマがどうなるか・・・とっても怖いです(@_@;)

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